ひと工夫

今日の言葉 #0668
 
 
「今の仕事に、もうひと工夫できるとしたら?」
 
 
>>>今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。
 
今やっている仕事、家のこと、勉強・・・etc
 
それらに、もし「もうひと工夫」、あるいは「もうひと手間」
加えることができるとしたら、どんな工夫や手間が考えられ
ますか?
 
もしそれを行なったら、毎日がどんな風に変わるでしょう?
 
 
 
 

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◆竜's 編集後記◆

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今日もありがとうございます。倉橋竜哉です。
 
一昨日のお昼時、とある駅前でお昼ごはんのお店を探して
いたときのことです。
 
定食でも食べたいなぁと思って一人でブラブラしていると、
どこからともなくカレーの香りが・・・
 
それまでカレーのことなんて、全く頭に無かったのですが、
香り一つでお昼ごはんがカレーに決まってしまいました。
 
あの香りはある種、暴力的ですね(笑)。
 
 
ですが、香りは漂ってくるものの、肝心なお店が見つから
ないのです。
 
どこにあるんだろう?と探すこと数分。
 
やっと見つかったのは、「え!こんな所にあるの?」と
いうような小さな小さなお店でした。
 
全部で6席ほどしかないですが、繁盛している様子。
 
香りに誘われて、私もひと皿頂きました。
 
 
オーナーが気さくな方で、いろいろ話を聞いてみると、
「うちのカレーは、食べると願いごとが叶うよ。」とのこと。
 
ほんまかいなと内心思いながらも(笑)、せっかくなので
願いごとが叶うといいなと思いながら、おいしく食べさせて
頂きました^^。
 
 
カレー屋さんに行くと、いつも思い出すことがあります。
 
昔、「マネーの虎」というテレビ番組がありました。
確か吉田栄作さんが司会をしていましたね。
 
独立開業を希望する人が、虎と呼ばれる実業家達から
プレゼンをして出資を募る内容です。
 
中には中途半端なプレゼンで、虎からけちょんけちょんに
言われて悔し涙を流す人も・・・
 
当時、私自身も開業したての頃だったので、よくこの番組
を見ていました。
 
 
ある日の番組で、「とってもおいしいカレー屋」として
独立開業したいという若者のプレゼンがありました。
 
プレゼンでは、実際に試食もあり、「確かにおいしい」
と上々の反応でした。
 
そしていよいよ裁定の時、この調子だと出資が受けられる
かな・・・と思っていたのですが、虎の一人がこんなこと
を言いました。
 
「このカレーは確かにうまい。

でも、カレーはうまいのがあたりまえだろ。
まずいカレーを出す店なんてない。

うまいカレーを出すというだけでは、繁盛しないだろう。」
 
 
それを聞いて当時の私は、言っていることは厳しいけど、
確かにその通りだよなぁ・・・と思いました。
 
これはカレー屋さん以外の仕事でも、同じことが言えると
思います。
 
お金を頂いて仕事をする以上、依頼を「きちんとできる」のは
あたりまえ。
 
大切なのは「それ以上の何か」を提供できるかどうか?
 
それがなければ、他者と同列になって安く扱われてしまうか、
あるいは生き残っていくことすら難しいでしょう。
 
 
自分の仕事にとって「それ以上の何か」とは何だろう?
 
例えば私にとってこの「天才のヒント」もその答えの一つな
わけですが、今でも日々それを考えて仕事をしております。
 
皆さんのお仕事で「それ以上の何か」って何ですか?
 
 
 
 
★まず私からあなたにこの言葉をお届けします
 
「今の仕事に、もうひと工夫できるとしたら?」