忘れてしまいたいこと
今日の言葉 #2487
「忘れてしまいたいことはありますか？」
>>> 今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。
思い出したくないけれど、時々アタマに浮かんでくること
そんな経験はないでしょうか？
忘れてしまいたいことが、アタマに浮かんでくるのは、
どんな時でしょうか？
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◆竜's 編集後記◆
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今日もありがとうございます。倉橋竜哉です。
１２月に入ってから「忘年会」のお誘いをよくいただくようになりまして、
私も都合がつくものは、いろいろと参加させていただいております。
・・・何回、年を忘れれば気が済むんだろう、という感じですな（笑）。
実際、忘年会に出て、お酒を飲めばその年のイヤだったことが
忘れられるかというと、もちろんそんなことはなくて、
翌朝の二日酔いと、飲み過ぎた後悔で、イタイ思い出がまた一つ増える、
なんてこともあるわけです（＜おいおい）。
去年まで、記憶術の講座をやっておりまして、
その中でみなさんから時々頂いた質問の一つが
「忘れ方を教えてください。」
というものでした。
記憶術・・・の講座なので、覚え方を知りたくてみなさん来られるわけです。
しかし、忘れ方を知りたいとは、これいかにですな。
まあ、誰でも忘れたい過去の一つや二つあるものでして、
ちょっとしたテクニックで、それを忘れられるなら、
それを知りたいと思うのも当然であります。
残念ながら、忘れるテクニックというものは、私は知りません。
そんなものがあるなら、むしろ私が知りたいぐらいです。
・・・記憶から消したい「やらかしてしまったこと」の記憶は
いろいろあるので（笑）。
ただ、消したい記憶がアタマに浮かんでくる頻度を
減らすことは可能じゃないかなと考えています。
なぜ過去のことがアタマに浮かんでくるのかというと、
「今に不足がある」からです。
たとえば、
「なんであんな素敵な人と別れてしまったのだろう・・・」
とずいぶん前に別れた恋人のことを思い出してしまうのは、
今、自分にとって十分な恋をしていないからです。
昔の選択を悔いるのは、今が満たされていないからであります。
忘れたいことを思い出してしまうというのは、
その「過去」に問題があるのではなく、「現在」に不足があるから
そのことをアタマに留めておくだけで、
忘れたい過去がグルグルとアタマを回りそうなときでも、
現在や未来に意識を切り替えやすくなるのではないでしょうか。
よかったら試してみてください。
竜's 編集後記はこちら ↓
http://archive.mag2.com/0000258954/
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倉橋道場
